この度、仕事にも役立つ趣味の一つ《柴野建築探偵団(只今、団員1名・団員募集中)》として、歴史的建築物・有名建築物・高層建築物等を時間のある限り見て回り、自身の見識を深めようと思い活動を始めました。
その私の見て感じた事を、このブログにて少しでも多くの人に伝えたいと思います。
今回は、大阪の中心の大都市、梅田の南に位置する西船場地区を回りました。
周りには近代的なビルが立ち並ぶ中、大正末期、昭和初期に建てられ今だにその重厚な威厳をもって建っている姿を見て感動いや厳粛な感銘を受けました。
江戸堀コダマビル
昭和10年 建築
スペイン瓦を用いたスパニッシュスタイルだが細部には和風のモチーフも散りばめられていて不思議な魅力がありました。特に窓廻りの繊細さが素晴らしと思いました。
日本基督教団大阪教会
大正11年 建築 設計ヴォーリズ建築事務所
この建物は教会建築で、焼きむらのあるフランス積みの煉瓦の本当に素朴な建物でした。
壁面には詳細なデザインの装飾の施された、アクセントが今では考えられないようなインパクトを見るものに与えていました。
ダコタハウス
大正末期 建築
この建物は、近代建築の顔として有名な建物です。シンメトリーを崩した左右非対称のファサード、庇を互い違いにして変化を持たせている今でも通じるデザインであると時間を忘れて、見入ってしまいました。
船町ビル
昭和12年 建築
この建物は緩くカーブした正面の壁を両側から直線の壁が挟み込むデザインで、クラシックな柱を模した3本のふくらみ、正面3階だけがアーチ窓で、他の窓が全て四角のインパクトのある重厚な雰囲気を持つ建物でした。
今回、一日で4棟見て回る事が出来ました。 これからも時間を見つけ建築探検をしていきたいと考えています。