なんかこのお家、何時もにもまして沢山下地をしたような気がします。
天井下地は横三尺(909mm)縦一尺(303mm)が基本です。
尺寸法なんて普段の生活では使わないので、
一般の方々にはピンと来ないでしようね。
僕も大工になりたての頃はサッパリ頭に入りませんでした。
建築では今でも寸尺が基本の寸法で建物もそれが基準。
建材もそれを基にした製品が多いです。
畳のある部屋が当たり前にあった頃は
その考えが普通だったんですけど、
畳の部屋が少なくなって来た頃から
建物の寸法が結構自由になってきた様に思います。
柱の間隔が一定だと部屋はおおよそ909mm の倍数と
単純な寸法ですので、頭に入ってるんで一々測る事をしないのですが、
変則的な寸法が多いと結構手間がかかるのです。
この辺りは出来上がってしまうと目には見えない事ですけど。
強いて言うなら、部屋一杯のカーペットが既製品で合わなくなるのかな?
もしかしたらカーペットも珍しい物になってきてるのですかね?
大阪府枚方市 柴野工務店 大工・K
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◆◇◆ これまでの記事 ◆◇◆
⑬階段
⑫最後の1日
⑪サッシ取付け、他
⑩防腐防蟻処理
⑨棟上げ後
⑧新現場
⑦下地完成
⑥階段取り付け
⑤電気配線
④ユニットバス
③ユニットバス、スペース
②木造建築工事 耐震工事
①木造建築工事