枚方市・O様邸にて増改築工事の注文を頂きました。
増築部分は洋間になります。
増築部分は建ぺい率・容積率など建築基準法上の問題も関わってくる為、
設計担当も交えてお客様の要望を図面へと反映させます。
そのため、O様には当社まで足をお運びいただき、
打ち合わせを行い、図面が完成したところで工事スタートです。
図面をもとに、まずは基礎工事前の下準備です。
増築予定箇所にある既設排水管と掃き出し窓の下の
沓脱台の撤去です。
水道排水管は増築部分を避けながら配管を施工。
沓脱台を撤去。
これらの作業が完了したところで、
いよいよ基礎工事に取りかかります。
基礎工事を行うところをすき取り、
基礎の形に掘っていきます。
その後、砕石を敷き、転圧機でしっかりを締固めた上に
防湿シートを敷き、その上に基礎の形を明確にする『墨出し』を
するために『捨てコンクリート』と呼ばれるコンクリートを
打設します。
『捨てコンクリート』と呼ばれていますが、
基礎工事には欠かせない大事な工程です。
(捨てコンクリート作業時の写真を撮り損ねました・・・)
型枠を立てて鉄筋を組んでいきます。
鉄筋の下に写っているのが先ほどの
『捨てコンクリート』です。
鉄筋を組み上げる際、間隔が決められており、
少し狭くなっているのは問題ありませんが、
広すぎはだめなのでしっかり確認します。
鉄筋が終わるといよいよ基礎のコンクリートを
打設します。
コンクリート打設後、コンクリートの強度を
出すためにしっかりと養生し、
型枠を外したところで基礎完成です。
工事はまだまだ続きますが、
今回は基礎工事までの工程をお届けしました。
それでは、この後の様子は後日。